現場レポート

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教会の音響システム

渋谷の東京山手教会の音響システムです。

日本基督(キリスト)教団に属するプロテスタントの教会です。 

500名ほど?入る、天井の高い非常に響きの良いホールです。

パイプオルガンアルボーン AHIBORN です。すでに30年以上経っています。

この音を左右の正面壁に16本のスピーカを埋込、拡声しています。

スピーカが故障したので、取替えに行ってきました。

ウーファのエッジが、加水分解でボロボロになっていました。

新しいスピーカに交換して、パイプオルガンの歪みの音は解消されました。

 

高所作業のカメラ

大きな展示場(コンベンションルーム)での作業です。

カメラが故障したのでその調査で7メートルぐらいある高所に取り付けてある

カメラの取り外し作業です。ヘルメット、安全帯があっても緊張します。

沢登りで高まきをする様な、緊張です。

 

音響室から見ると、広い、高いスペースです。

 

揺れるタワーに登っての作業です。

天井に手が届くとホッとするのは何故でしょう。

今回はカメラですが、スピーカもあります。

竣工した後の高所作業は修理や調整でよく依頼されます。

慣れないものです。

ユニークなイベント

音響家協会主催のマイクケーブル早まき競争です。

賞金は10万円

参加者は、劇場の音響管理のプロの人たちばかりです。

 

競技は始まっています

 

女性も参加していました

 

 

優勝者と準優勝者 手には10万円

 

 

 

2. 約2000名の大ホール舞台吊り物ワイヤー交換工事です

1.反響板をセットした舞台です。客席より舞台を見た写真

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2.舞台下手にある舞台装置の操作盤です。真ん中の赤いボタンは緊急ストップ用です。

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3.舞台の吊り物を全て床まで下ろしてワイヤー交換工事です吊りバトン等吊り物は30本以上あります。バトンとバトンの間隔は数センチしか空いていません。

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4.仮のワイヤーでバトンを吊って新しいワイヤーを交換します。

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5.高所作業車で舞台上約20mでの作業です。

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6.ワイヤーロープが集まる壁の間にて危険作業です。

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7.数キロメートルの交換用ワイヤー。

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8.別種類の交換用ワイヤー。

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9.交換用マニラロープ。

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10.交換用操作ロープ。

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11.これは工事用職人専用工具類。

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12.ワイヤー交換が終われば高さ調整です。

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13.電動ウインチの電気計測をします。

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14.撤去後のワイヤーです。交換したほんの一部分です

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15.交換済ワイヤー。反響板の重量物を吊ってあった太いワイヤーです。

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1. 約2000名の大ホールと、1200名の小ホールの音響設備全面改修工事です

1.工場での機器取付前の収納架(ラック)です。

これから機器を設置取付して、内部配線とコネクター取付、端末処理をします。

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2.完成するとこのようになります。

 

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3.最初は空のラックです。

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4.徐々に機器が設置されます。

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5.音響卓が入ってきました。

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6.機器接続の配線作業です。

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7.ラックの裏配線作業です。

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8.コネクタ−取付配線作業です。

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9.一個60回線あるコネクターを19個端末処理します。

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10.配線されたケーブルをまとめて束ねてゆきます。

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11.音響システムのコントロール用リレーです。

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12.機器搬入は60トンのクレーン荷揚げです。

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13.機器ラックをつり上げて。

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14.屋上に降ろし、ここからホール内へ搬入です。

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15.床コンクリートをレントゲンを撮り、コア抜きします。

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16.ケーブルを通線する為の配管工事もあります。

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17.太い配管は曲げるのに職人技が必要です。

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18.劇場内ではで数キロメートルのケーブルを配線します。

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19.納入音響機器を広げると舞台いっぱいになります。

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20.客席はカバーして養生します。

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21.工事前の旧音響システムラック4本。

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22.工事後の新音響システムラック、4本が3本になっています。アンプの寸法が約半分になった為。

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23.工事前アナログミキサーです。

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24.工事後のデジタルミキサーとモニタースピーカ。

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3. 劇場の簀(すのこ)でのバトンや反響板の点検中です

簀では、ワイヤーが全面に張り巡らされています。滑車やウインチなど、重量物が舞台の上に設置されています。 この中に赤いボックスがあります。大変重要な安全装置です。

この赤いボックスの下には反響板やバトンが繋がり、ボックス内のマイクロスイッチで上下位置を設定してます

1、棒が下に引っ張られると、
2、同時に円盤が下にさがり
3、マイクロスイッチをONします

これで、数トンある反響板の制御をしています。