社員ブログ
オフィスの天井は音響的に考えられている。
オフィスの天井を見て下さい。
スケルトンになっている事務所や施設はわかりませんが,天井に蛍光灯やクーラーが取りついている事務所は、上を見上げると白っぽいマダラ模様の天井面になっています。
よく見ると、継ぎ目が見えます。実際には60センチぐらいのボードを張り合わせて天井を仕上げています。
この天井ボードは多くは、ジプトーン、岩綿吸音板,ソーラトーンなどの呼名があります。
天井はこのボードを張り合わせて作られています。
天井ボードで音響的に考えられているのが、岩綿吸音板です。
もともと原料がアスベストが用いられていましたが、現在はロックウールが原料です。
岩綿吸音板は吸音効果があります。
ジプトーンの原料は石膏ボードです。ですから吸音効果はありません。
同じような模様ですが,よく見ると異なっています。
左が岩綿吸音板、 右がジプトーン
模様が粗いのが岩綿吸音板です。この模様を
トラバーチン模様
と言います。
作っているメーカは吉野石膏や大建工業です。